生活用品や食事など、必要なものをそろえ、ベランダなどの危険な場所には近寄れないようにネットなどを張って準備が整いました。
子猫を迎えたら、まず新しい環境に慣れさせましょう。
子猫は初めて見る新しい家がどんなところか確認するために、家中を探検します。
他の動物はいないか、安全なところか……。
子猫はこれが終わらないとおちつきません。
じゃまをしないで、気がすむまで探検させましょう。
家具や置いてあるもの、そして人間もみんなチェックします。
家具などの高いところへもあがりたがります。
あがっていい場所も作っておいてあげましょう。
カーテンなどにもよじ登りますので、古いカーテンを下げて登れるところを作っておくといいでしょう。
飼い始めの注意
子猫が動きまわっているようすをよく見ていてください。
キョロキョロしたり、床のにおいをかぎ始めたらトイレに行きたいのかも知れません。
すぐに、トイレの場所まで連れていって中に入れてやります。
おなかがすいているかも知れませんから、食器には水と食事を用意しておきます。
その日は、子猫は新しい環境でずいぶん緊張し疲れています。
夜になったら用意してあるベッドに連れて行ってください。
寂しがって鳴くかも知れませんが、ここで飼い主のベッドに入れてしまうと、もう自分のベッドでは寝なくなります。
よい習慣をつけるために、かわいそうでもはじめから自分のベッドで寝かせましょう。
飼い始めに気をつけること
ベッドは部屋の隅などのおちつける場所に。
トイレは、ベッドからあまり離れていない場所で
もらってきたトイレ砂を加える
もらってきた毛布と一緒に入れてやり、そっとしておく。
気分をおちつかせるため水を飲めるようにしておく
探索を始めたら、好きなようにさせておく
あまりさわってかまいすぎないように。
猫はつかれてしまう
寂しがって鳴くかも知れませんが飼い主のベッドに入れてしまうと、自分のベッドで寝なくなる
床のにおいをかいでキョロキョロし始めたら、トイレタイム
すぐにトイレの中に入れてやる。
これがしつけの第1歩
もしトイレ以外でオシッコをしてしまったら熱いお湯でふき、においを完全にとる。
においが残っているとまたそこでしてしまうことも
使い捨てのカイロにタオルを巻いてそばにおくと、カイロを母親の体温のように感じ、安心して寝る
先住猫や他のペットがいる場合は
新入りの動向をチェックする
すでに猫を飼っていて、2匹目以上の猫を入れる場合には、猫どうしの折り合いをよく考えて、無理なく一緒に暮らせるようにしたいものです。
前からいる猫にとっては、自分の縄張りに知らない猫が入ってきたことになり、その新入りに縄張りを荒されると思い「フーフー」と攻撃をかけます。
また、新しい子猫に飼い主の愛情が奪われるなどの不安を強く持っているので、新入りの子猫が家の中を探検している間によく抱きしめてやると少しずつ不安がなくなっていくようです。
先住猫がいじけないように
また子猫には手がかかるので、つい新入りの子猫に手をかけてしまい愛情をひとり占めということがあります。
そんな時先住猫がご飯を食べなくなったり、トイレ以外のところでオシッコをして、かまってもらおうとしたり、いじけたりしてしまいます。
多少オーバーな表現をしても、これまで以上に先住猫に愛情を注いであげてください。
新入り猫は新しい環境への好奇心が一応終われば、自分から仲間ほしさに先住猫に寄っていきます。
先住猫は飼い主の愛情が確認できていれば、子猫へのいたわりで寄っていきます。
先住猫がいる場合。
新しいお友達よ
仲よくしてあげてね
誰だおまえ?
ここはボクの縄張りだぞ
新しい猫は先住猫に攻撃されるが、2~3日してその家のにおいがついてしまえば仲間として認められる
他のペットがいる場合
どうしても新しくやってきた子猫に、関心が集まってしまい、ちやほやしてしまいがちです。
今まで家族の注目を集めていた他のペットにしてみれば迷惑なことかもしれません。
新入りも先住ペットも仲よく暮らせる環境作りを、くふうしてみてください。
犬
以前猫から攻撃を受けたことがない限りだいじょうぶ。
仲よしの犬猫は案外多い。
鳥
狩猟本能を刺激し興奮しますが、きちんとしつければ同じ部屋でもOK。
金魚
食べるつもりはなくても動くものには興味を示し、水槽に手をつっこむことも。
ウサギ
一緒に遊んでいるようでも、ウサギがけがをすることも。
ウサギがケージにいれば安心。
1~2日は自由に探検させる
かわいい♡
抱きた〜い
窓やドアを閉めて猫の好きなように自由に探検させる。
安心感を与えてあげるために抱いたり、さらったりはしばらく我慢するように…
成長記録帳を作ろう
・猫専用のアルバムを作って、成長していく猫の姿を楽しもう
モモ(メス)
1ヵ月目体重450g
離食はじまる
2ヶ月目の体重980
カンヅメ全部食べた
気に入った写真を貼って年代別に整理するといい
・年代別に整理する
たくさん撮った写真の中からいいものを選んで年代別に整理して、アルバムに貼り楽しいコメントを入れる
・体重もチェックして記入
体重も定期的に測ってチェックして一緒に記入しておくといい